若い女性に急増中!放っておくと怖いアゴの音。

若い女性に急増中!放っておくと怖いアゴの音。

投稿日
2018年7月30日 (最終更新:2018年7月30日)
カテゴリ
顎関節症

こんにちは!
ピース鍼灸整骨院です☆
突然ですが皆さん
食事をする際、口を開けると顎の関節から音が鳴るという方はいませんか?
他にも口が大きく開かなかったり、開こうとすると痛みが生じるという方はいないでしょうか。
それはもしかすると『顎関節症』かもしれません!

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△そもそも顎関節症って?

「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」

これが、顎関節症の三大症状と言われています。

そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、また、あごの音が煩わしいなどの症状が現れることがあります。

医療機関に来院される患者さんでは女性が多く、年齢は10歳代後半から増加しますが、20~30歳代で最大になり、その後は年齢が増えるとともに来院する患者さんは減少していきます。

△なぜ若い女性に多いのか?

顎関節症は20代から30代の女性に多い傾向があります。
その原因の一つが、ストレスと言われています。

現在の20代から30代の女性の中には、社会に進出して活躍されている方が少なくなりません。そして仕事にまつわるストレスを日々受けている方が多くいますよね。

女性は男性よりもストレスに敏感であるという特徴があり、無意識に歯を食いしばっている方が多いのです。

さらに、女性は男性よりも顎が小さく、顎の筋肉量も男性より少ないという特徴があります。
そのような特徴が合わさって、20代から30代の女性に顎関節症の症状が多く見られるようになったのです。

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△原因

顎関節症は顎関節とそれを取り巻く周りの筋肉などの一連とした動きがうまくいかなくなると発症します。細かく言うと、顎関節には『下あごの骨』と『頭蓋骨』と『その骨の間のクッション(関節円板)』があり、その周りの筋肉やじん帯によってそれらが一連な動き(お口の開け閉め)をするのですが、そのクッション(関節円板)がずれたりするとスムーズに動くことができなくなり、引っかかって音がしたり、引っかかりが強くなると炎症になって痛みが強くなったりします。

顎関節症は幾つかの原因が関係する場合が多く、原因を1つに特定するのは難しいと言われています。
かつてはかみ合わせの悪さが最大の原因とされていまひた。しかし最近は、顎に負担がかかる日常生活での動作や、精神的なストレスの積み重ねが原因となる人が多いといいます。特に現代社会ではパソコンや携帯電話を使うときに前傾姿勢になり、顎関節や筋肉に負担がかかりやすいとされています。

△顎関節症の治療方法

病院での治療は、原因を解消する治療と痛みなどの症状を緩和する治療を症状に応じて組み合わせて行われます。

1)認知行動療法
顎関節症の原因となる悪習慣やその背景をさぐり、本人に自覚させ、それらを取り除くようにさせる方法。

2)物理療法
痛みの軽減のために患部を温めたり冷やしたりする方法。

3)運動療法
開口や顎を動かす訓練をして口がよく開くようにする方法。

4)スプリント療法
スプリントという歯列を覆う装具を装着することで、顎関節や筋肉への負担を軽くして、歯ぎしりや食いしばりの害を緩和する方法。

5)薬物療法
痛みが強い場合に薬で炎症を鎮めたり、筋肉が痛みで固まっている場合に筋弛緩剤を用いたりする方法。
また夜間の歯ぎしりや食いしばりを抑えるために入眠剤、痛みの軽減のために抗不安薬、抗うつ薬を使用する場合もあひます。

6)外科療法
その他の治療で症状が改善されない場合には外科療法が行われる場合もあります。関節内に強い炎症がある場合に針をさして関節内部の物質を洗い流す「関節腔内洗浄療法」、関節内で関節円板と骨の癒着がある場合にそれをはがす「関節鏡手術」など。

※咬合治療

かみ合わせが顎関節症の原因なのか結果なのか、その関係はまだわかっていないとされている。
かみあわせの異常が原因となっていてそれを取り除くことにより症状の改善が見込める場合には、初期段階ではごく簡単な噛みあわせの治療を行い、治療の最後に最終的な噛みあわせの治療を行う

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△なおすには自分でするケアも大事

顎関節症は生活習慣病的な部分が大きいため、患者自身が行う自宅療法=セルフケアが、大事になります。
顎関節症を起している歯ぎしりや偏咀嚼などの悪習癖、それを誘発する背景などを把握して、それらを取り除かなければ、根本的な治療にはならないともいえます。それは症状の改善とともに再発の予防にもなります。

主なセルフケアとして、、

1)歯を接触させない
くいしばりをしないようにしましょう。物を噛むとき以外は、上下の歯を接触させず、余計な負担をかけないようにしましょう。
2)硬いものは食べない
痛みや口が開けづらい症状がある場合は、しばらくは硬いものを食べないよう注意しましょう。

3)口を大きく開けない
無理に口を大きく開けないようにしましょう。食べ物を小さく切ったり、会話中やあくびをする時なども気をつけましょう。

4)冷湿布、温湿布
痛みの急性期には冷湿布が有効です。あごを動かさずに冷やしすぎると血液循環が悪くなるので注意しましょう。
慢性的な痛みには温湿布をすると筋肉の緊張や痛みが緩和されます。

5)マッサージ
あごの筋肉が痛むときはマッサージをすると血行がよくなり痛みが軽減されます。この時、弱っている筋肉を痛めないように強く揉みすぎないよう注意してください。

6)よい姿勢を保つ
姿勢を正しくしましょう。猫背やあごを突き出す姿勢になっていないか注意します。同じ姿勢を長時間続けないようにし、ときどきストレッチなども取り入れましょう。

7)うつ伏せ寝をしない
うつ伏せは顎や首の筋肉に負担がかかるので、できるだけ仰向けで寝るようにしましょう。枕も高いものは避けてください。

8)あごの運動をする
関節や筋肉の痛みが緩和されたら、少しずつ顎の運動を行いましょう。口の開閉や顎を横に動かしたり、首や肩のストレッチを行います。医師に相談して顎の筋肉運動を症状をみながら行いましょう。

9)リラクゼーション
緊張をほぐし、顎に負担をかけないようにしましょう。仕事などで長時間緊張が続くような場合は、ときどき緊張を解いて筋肉を休ませてあげてください。意識的に筋肉の力を抜いてリラクゼーションし、過度なストレスがかからないようにしましょう。

10)全身運動
ウォーキングや水泳などの全身運動をしましょう。基礎体力の維持や全身の血行をよくする他に、気分転換やストレス解消の効果もあります。

11)あごに負担をかけない生活
歯を食いしばるスポーツ、管楽器の演奏、口を大きく開ける発声練習などにも注意が必要です。また頬杖をつかない、食べ物は両奥歯で噛む、など顎に負担をかけないようにしましょう。
いかがでしたか?(^ ^)
出来ることからで構わないので、少しづつセルフケアを取り入れ、症状の緩和を目指してくださいね!