- 投稿日
- 2016年11月25日 (最終更新:2016年12月1日)
- カテゴリ
- 足底筋膜炎(足底腱膜炎)
寝起きに歩くとかかとが痛くて足をつくことができない、
また歩いていると足の裏のかかとの辺りが痛くて歩くのが大変だ、
という方がおられることでしょう。
こうした症状に悩まされている場合、
足底筋膜炎の疑いがあるかもしれません。
そんな辛い足底筋膜炎の痛みを少しでも楽にするには
一体どうしたらよいのでしょうか。
試してみることができる改善方法について取り上げてみましょう。
まずは負担を減らすこと
一般的に言って、医療機関で受けることのできる治療の大原則は、
手術をしないで行なう保存療法と呼ばれるものです。
足底筋膜炎になってしまった場合、
足底筋膜に負担をかけると症状を改善することはできません。
それで、治療方法として推奨されているのは、スポーツをやめること、
また必要以上に歩かないようにすることなどです。
こうすることによって、足底筋膜にかかる負担を減らすことができるでしょう。
また、足底筋膜炎の別の治療方法は、
普段から履いている靴を替えることです。
例えば、底が硬い革靴にはクッション性がないため、
痛みを悪化させてしまうことが考えられます。
このように、履く靴の形状や材質、
さらにはクッション性などを考慮して替えてみることができるでしょう。
この面で、スポーツシューズは適していると言えるでしょう。
痛みが辛い時はプロに委ねて
足底筋膜炎の痛みを楽にするために、徒手療法があります。
温熱治療、電気治療といった治療方法も選択肢として考慮できますが、
そもそもの骨のズレを元に戻さないと足底筋膜炎は完治しません。
常に重力と体重の負荷がかかっているのが足の裏です。
家で例えると一番基礎の足場になる部分です。
電球を代えたり、ちょっとネジを回すぐらいなら自分でできますが
家自体が崩れたら自分では何もできないですよね?
人の身体も同じで骨の土台が崩れてしまうと、
自分ではどうにもできなくなります。
そんな時のためには、プロの徒手療法家がいるわけです。
足底筋膜炎の場合は、骨のズレを戻して足の裏の土踏まず、
いわゆるアーチと言われる部分にアプローチをしていきます。
アーチが完成すれば自然と足底の炎症もひいて痛みがなくなり治って行くわけです。